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考古学勉強日記
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 資料数
 2005年11月25日 (金) 01:02:04

統計的なデータを使う時、ないしは研究の元ネタとする場合、
使う遺物・遺構の母数はある程度の数が必要となる。
また、数だけでなくある程度の分布範囲も必要となる。
それはどちらが必要量に足りなくとも、不都合が生じてしまう。
例えば人骨の出土事例の場合。
所謂渡来系弥生人が"渡来系"と称される所以を形質人類学的に証明しようとする動きは鈴木尚ら多くの学者によって行われている。
これを自分の発表・レポートなどで引用する学生も多いですね。
縄紋人と所謂渡来系弥生人の頭蓋骨を比較して、やっぱ渡来系じゃん、と。

あいや待たれい。
それ、分布域偏りすぎじゃね?
縄紋時代やってる人なら絶対知ってるとは思うけど、日本の土壌は火山灰による酸性。
骨は有機質なので酸の影響を受けて残りにくい。

じゃあどんなとこから出土してるのか。
縄紋時代・・・貝塚etc
弥生時代・・・甕棺墓etc
といったところだろうか(弥生の人、正確なとこ教えてください)
貝塚ってのは海そば日本全国にあるけど、甕棺墓はどうなんだろう。
北九州から中国地方じゃなかっただろうか。
そしたらそれを資料とした人骨データを一般的な弥生人の人骨と言えるのか。
これが典型的な分布の問題じゃなかろうか。

で、じゃあ今度は資料数が少ない場合。
実例としては今僕が調べている焼町類型の土器。
えーと、長野群馬新潟の出土あわせても100点も行かないってまじっすか。
そこから何をどう導き出せと?

つまり何が言いたいかというと、データがなさすぎて僕もう泣きそう。
お後がよろしくないようで・・・
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