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考古学勉強日記
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 製塩
 2005年11月25日 (金) 23:27:03

明日から千葉県南端部の千倉に行って土器製塩実験に参加してきます。
なので次の更新は早くても月曜日になると思います。
月曜には僕のいっぱいいっぱいぷりを皆様にお伝えできるかと・・・
(焼町類型の資料整理が、遅々として進まず)
で、製塩なんですが縄紋時代には遺跡・遺構としてはほとんど発見されてないはず。
後期末の関東(利根川水系下流)に出現して、晩期には仙台湾近辺に移る。
これが一番大枠としての流れ。
まあ時系列的にはつながるかもしれないけど、即ち人間の移動を表すとは限らない。
ちなみに人間の食生活に必要な塩を製塩せずにどうやっておぎなっていたか、
という問題に対しては「血」や「髄」で補給した、なんて話もあるはず。

で、話がそれた。
じゃあ製塩の方法。
今回の実験と同じように、基本的には海水の煮沸(煎熬)て考えられている。
その前段階に海草を使って海水を濃縮してたなんても言われているけど。
土器に海水を入れてがんがんに煮詰める、これが基本スタイル。

じゃあ今度はどんな土器を使うか、て話。
がんがんに煮詰めるからもちろん熱で土器は大抵ぼろぼろになって出土する。
逆に言えば、どうせ壊れるんだから大して労力かける必要ないじゃん、と。
そういった理由なのかどうかは縄紋人じゃないから知りませんが、
実際に製塩に使ったと考えられる土器は
・単純な形態(深鉢)
・粗製で無紋
てものが多い。
多い、として全部としなかったのは明大に展示されていた製塩土器は
明らかに安行3a式の精製深鉢だったから。
全部が全部粗製というわけでもないらしい。
また、熱効率を高めるために薄手なんて特徴も確認されている。

まあ、手元に資料がないので言えることはこれくらいしかない。
でも、背景を知っていると知らないとでは実験の意義は違うと思うよ。
ということで、行ってきます。
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  Title...  b y BlogPetのとびまる
きょうすぎわらで、整理するはずだった。
2005.11.29 (09:36) * URL [EDIT]

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