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考古学勉強日記
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 2006年度日本考古学協会総会(3)
 2006年03月10日 (金) 22:12:17

今回の総会の発表項目はこちらで見られます。
→ http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaa2/convention/sokai2006.htm

発表項目を概観してみた感想なんぞを...
まず自分の主な聴講先となる第一会場(旧石器・縄文・弥生)について。
第一の感想は「土器編年はもう時代遅れなのかなぁ」てもの。
土器編年に関する発表が一個もないんだよね、ここには。
石(原産地)の発表が多いような気もする。
刺激的な発表は6・10くらいだろうか。
他は論文で見たことあるようなものや、変わり映えのないもののような気もする。
特に、某黒曜石の先生はちょっともう使いまわしなんじゃないかとも危惧する。
某GISの先生がいないのはちょっと意外だ。

12-15の発表のように、実年代とかC14の発表が時代のメインストリームになりつつある気もする。
今回の大会ではテーマ発表会場において
「年代」「AMS」といったものをキーワードとしたものを中心にいくつかの発表が行われる。
先日もKen君(
1,2)のブログに取り上げられていたように
歴博の研究から火がついて、縄文/弥生実年代問題が今熱い。
けれど、理化学研究は考古学の主流となりうるであろうか。
そういった実年代というのがどれだけ過去の社会や文化にアプローチする手段となるだろうか。
AMSという非常に優秀な手段に振り回されているような気もするのだ。
そういった意味で82「AMS年代測定法の考古学への適用に関する諸問題」は大きな期待を寄せている。

自分の中で一つだけ異質な発表があるが、それも面白そうだ。
78「考古哲学の理論と方法-試論--PublicArchaeologyの展望に向けて-」
これだけが考古学という学問を手段として使用するのではなく、
概念として理解を深めようとの姿勢がうかがえる。
考古学の世界で我々はどのような哲学をもって過去と向き合えばいいのか。
社会における考古学のあり方としてのPublicArchaeologyとはどのようなものなのか。

春の総会が待ち遠しくてならない。
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